寒いんだけど、なぜか心は晴れやか。
連日寒い。
雪の降らないここ静岡でも雨がしとしとと続く。
先日、北陸のとある県に5日間ほど就活で行ってきた。
辺り一面見渡す限りの雪。
滑り止めのない靴で歩いたので何度も転びそうになる。
太陽は全く出ていない。
静岡生まれ静岡育ちの自分には、雪国での生活は驚きの連続だった。
新鮮ではあったが正直きつかった。
そこから帰ってきて早3日。
出発前は静岡での寒さにさえ辟易としていたが、今は何の苦もない。
むしろ安らぎを感じている。
青空とお天道様のありがたみを痛いほど知った。
より厳しい環境を体験することで、人は当たり前にあると思っている今の生活の価値を知ることができる。
これは外国から帰ってきたときにもたまに感じる。
ずっと幸せというものを探しているが、実はもうとっくに手にしていたのかもしれない。
大げさに書くことではないが、そんなことを考えた一週間だった。